不動産売却で知っておきたい住吉区の住環境や価格相場とは？

住吉区は大阪市の南部に位置する住宅街です。
住吉大社など古くから続く神社仏閣のある街としても知られ、都心部への交通アクセスも良いエリアです。
そこで今回は、住吉区の概要や不動産売却相場について解説します。

不動産売却で知っておきたい住吉区の概要

住吉区は、約15万人の人口を抱える大阪市の行政区です。
大阪市の南部に位置し、阿倍野区や東住吉区、住之江区に接しています。
また、大和川をはさんで堺市（堺区・北区）にも面しています。
1年を通じて温暖な瀬戸内気候で、雨が少ないのも特徴です。
このほか大阪公立大学がキャンパスを構えるなど、文教地区としても知られています。
教育に熱心な家庭が多く、子どもが学ぶ環境を重視したい方に人気を集めている街です。
不動産売却においても、ファミリー層を中心とした住宅需要が期待できるでしょう。

治安が良い

不動産売却において、治安の良し悪しは売却価格にも影響を与えます。
住吉区は住宅街がメインで、繁華街のあるエリアからは離れている環境です。
街頭のみならず個人宅にも防犯カメラが設置されていることも多く、防犯意識も高い特徴があります。
大通りは夜間でも人通りがあり、帰宅が遅くなってしまったときでも安心です。

歴史を感じられる落ち着いた街

住吉区には、全国各地の住吉神社の総本社である住吉大社が所在しています。
神功皇后摂政11年（西暦211年）の創建と伝えられる歴史の古い神社で、摂津国の時代より信仰を集めてきました。
夏の住吉祭では、宿院頓宮（堺市）まで神輿渡御がおこなわれるなど、住吉区全体が大きなにぎわいを見せます。
由緒ある住吉大社ですが、神前挙式をおこなえるスポットとしても知られています。
ブライダルフェアも開催されており、若いカップルからの注目も集めるスポットです。

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不動産売却で知っておきたい住吉区の住環境

閑静な住宅街が広がる住吉区は、治安が良く住環境に恵まれたエリアです。
不動産売却において、アピールできるポイントを見ていきましょう。

交通アクセスが良い

住吉区は鉄道網が整っており、6路線を利用できる交通アクセスが良いエリアです。
難波や天王寺などの中心地へ乗り換えなしでアクセスできるので、通勤・通学の利便性も高いといえるでしょう。
関西空港へアクセスしやすい
南海本線を利用すれば、関西空港へは乗り換え1回（住吉大社駅から約45分）でアクセスできる立地です。
さらに新大阪方面への移動も容易なので、東日本や九州方面への出張が多い方にとっても暮らしやすい街といえます。

商店街でのお買い物が便利

住吉区は商店街やスーパーマーケットなどのお買い物スポットが充実しています。
そのうちのいくつかをご紹介します。
地下鉄あびこ中央商店街
地下鉄あびこ中央商店街は、「あびんこ」の愛称で親しまれている下町の商店街です。
あびこ駅を出てすぐの場所に位置し、地域密着型の個人商店が軒を連ねています。
毎月恒例の「奥様感謝デー」には、商店街の各店舗で割引サービスなどを実施しているので、ぜひ足を運んでみてください。
長居商店街・長居駅前本通商店街
長居駅西口には、長居駅前本通商店街が東西にわたり広がっています。
西側では、昭和レトロな雰囲気を感じられるアーケード街の長居商店街もあります。
住宅街にも隣接しており、日頃のお買い物にも便利です。
長居はセレッソ大阪のホームタウンでもあるので、サッカーをモチーフにした街路灯なども見られる商店街です。

子育て環境が整っている

住吉区は子育て支援に力を入れており、ファミリーが暮らしやすい住環境です。
そのため、ファミリーをターゲットにした不動産売却の戦略を取りやすいでしょう。
住吉区がおこなっている取り組みの一部をご紹介します。
すみちゃん子育てネット
幼稚園・保育園、区役所、子育て支援機関などでは、子育て情報が掲載されている「すみちゃん子育てネット」を配布しています。
区内にある子育てサロンの活動予定や、保育園の園庭開放に関する情報などを発信しているフリーペーパーです。
ファミリー・サポート・センター事業
ファミリー・サポート・センター事業では、子育てを援助してほしい方（依頼会員）と援助したい方（提供会員）をペアリングしています。
保育施設や学校への送迎、休日の預かり、保護者のリフレッシュなどさまざまなシーンで利用可能なサービスです。
対象は生後3か月から10歳未満の子どもがいる家庭で、事前登録が必要です。
提供会員は専門の講座を受講しており、事故に備えて保険にも加入しているので安心してご利用ください。
就学支援もおこなっている
住吉区では、4歳児を対象とした「4歳児訪問事業」により絵本の配布などをおこなっています。
就学までに身につけたい生活習慣を学べる絵本となっており、就学準備に向けて親子で活用してみてください。
保育園・幼稚園を利用している方は、通園先を介して絵本やリーフレットを配布中です。
利用していない方は、子育て相談室担当者が家庭訪問します。
あわせて育児の相談も受け付けているので、利用してみてはいがでしょうか。

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住吉区の不動産売却相場

住宅街が広がる住吉区では、不動産売買も活発におこなわれています。
そこで、不動産売却にあたって知ってきたい価格相場を見ていきましょう。

住吉区の地価相場

住吉区の地価相場は次のとおりです。

●地価総平均 27万7,709円/㎡
●坪単価 91万8,048円/坪
●変動率 1.13%上昇

※上記の数字は大阪市住吉区の公示地価と基準地価の総平均を記載しております。
※参考：//tochidai.info/osaka/osaka-sumiyoshi/
エリアごとの地価総平均の上位は次のとおりです。

●長居東 43万5,333円/㎡
●帝塚山東 37万4,000円/㎡
●帝塚山中 37万0,000円/㎡
●苅田 30万2,000円/㎡
●長峡町 29万4,000円/㎡

上記のエリアが住吉区の地価総平均を上回る結果でした。
JR阪和線や南海本線の沿線や駅周辺を中心に、高い地価総平均であることがわかります。
そのほかのエリアについても地価は上昇傾向にあり、不動産売却においても高値での取引を期待できるでしょう。

マンションの不動産売却相場

間取り別の、不動産売却相場はそれぞれ次のとおりです。

●1R〜1LDK：約1,253万円〜2,199万円
●2K〜2LDK：約1,675万円〜2,675万円
●3K〜3LDK：約2,184万円〜2,887万円
●4K〜4LDK以上：約2,425万円〜3,379万円

1LDK以上の間取りでは、不動産売却の相場は2,000万円台が中心です。
面積別では、60〜80㎡で約2,920万円、80〜100㎡で約3,640万円です。
ファミリー層向けの広いマンションでは、3,000万円前後が不動産売却相場となっています。

一戸建ての不動産売却相場

住吉区における新築一戸建ての価格相場は、2,980万円〜5,565万円です。
そして中古一戸建ての不動産売却相場は、2,242万円となっています。
築20年以内の中古物件では、2,000万円〜4,000万円台で売り出し中の物件が多くみられます。

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まとめ

不動産売却をお考えの方に向けて、住吉区の概要や住環境について解説しました。
交通アクセスの良さや充実した子育て支援制度など、ファミリーを中心に人気を集めているエリアです。
また、都心部へもアクセスしやすいベッドタウンとしての側面もあるので、幅広い世帯からの不動産需要を期待できるでしょう。
家スクは相続や任意売却での不動産のトラブル解決について多くの実績があります。

〇大阪
●大阪市 ●門真市 ●摂津市 ●寝屋川市 ●大東市 ●四条畷市 ●交野市 ●枚方市 ●茨木市 ●高槻市
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