不動産売却で知っておきたい東大阪市の住環境や価格相場とは？

東大阪市は中河内地域に位置する中核市です。
ラグビーの街としても知られているベッドタウンで、約50万人が暮らしています。
そこで今回は、不動産売却で知っておきたい東大阪市の概要や住環境を住環境をご紹介します。

不動産売却で知っておきたい東大阪市の概要

東大阪市は、河内平野に広がる大阪のベッドタウンです。
歴史は古く、旧石器時代には100を超える集落や古墳が作られていることがわかっています。
大化の改新以降は郡衙（律令制下における中心官庁のこと）が設置されるなど、大阪エリアの要衝として発展を遂げた農村地域です。
長らく農村の景観が広がっていましたが、明治期になると商工業地域に生まれ変わっていきました。
そして1967年、布施、河内、枚岡の旧3市が合併して現在の東大阪市となりました。
現在では大阪府内でも3番目の規模をほこる街に成長し、モノづくりのまちとしても知られています。

ラグビーの街・花園

東大阪市花園ラグビー場は、1929年に日本初のラグビー専用スタジアムとしてオープンしました。
全国高等学校ラグビーフットボール大会の会場として知られ、高校ラグビーの選手にとっての憧れの舞台です。
2019年にはラグビーワールドカップの会場にもなり、世界的なトッププレイヤーによる白熱した試合が展開されました。

人情味あふれる下町が広がっている

東大阪市は、日本でも有数の中小企業密集地域です。
商工業が盛んで、世界にほこれる技術を有する零細企業も数多くあります。
2009年には、中小企業の技術力を結集させた人工衛星「まいど1号」が種子島宇宙センターから打ち上げられるなど、最先端の技術も続々と開発されています。
また、駅周辺を中心に商店街といった下町の風景が広がっているのも東大阪市の特徴です。
布施駅は最大規模の商業区域が広がっており、近鉄百貨店や個人商店が軒を連ねる商店街などがにぎわいを見せています。

治安が良く自然も豊か

人口の多い街は、治安が良くないイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし東大阪市では、公共施設の整備・充実に力を入れており、ひと昔前と比較して治安は大きく改善しました。
街の緑化も進められており、市街地でも自然を感じられます。
また、奈良県との県境には生駒山があります。
生駒山の中腹にある「なるかわの森」からは大阪の街並みや六甲山などの景色を一望できるなど、自然を身近に感じられるのもおすすめのポイントです。

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不動産売却で知っておきたい東大阪市の住環境

大阪市中心部にも近く、人情味あふれる東大阪市は不動産売買も活発におこなわれています。
そこで、不動産売却で知っておきたい東大阪市の住環境をご紹介します。

複数の公共交通機関が充実している

東大阪市は公共交通機関が充実しています。
市内には6路線と26の駅があり、どのエリアにお住まいでも複数の駅を利用できる住環境です。
新大阪や梅田、難波まで約30分と、鉄道での交通アクセスに恵まれている環境です。
また、近隣には阪神高速道路や近畿自動車道のJCTおよびICがあるなど、マイカー移動が多い方にとっても利便性が高い特徴があります。
大阪国際空港（伊丹空港）までは約30分、関西国際空港までは約50分で、京都や奈良、神戸方面へも容易にアクセスできます。
新駅も開業予定
現在、2029年の開業を目指して大阪モノレールの延伸計画が進められています。
東大阪市内には若江岩田エリアに瓜生堂駅（仮称）が新設され、門真市駅との区間結びます。
瓜生堂駅は始発駅となり、大阪国際空港へも乗り換えなしでアクセスできるようになる見込みです。
交通の利便性が大きく向上するので、不動産売却でも購入を検討している方へアピールできるポイントです。

買い物に便利

東大阪市は買い物にも便利な住環境です。
市内の各所に商店街やスーパーマーケット、ドラッグストアがあるので、日常の買い物に困ることはありません。
このほか、「ニトリモール東大阪」や「フレスポ長田」といった大型ショッピングセンターもあるので、休日のお買い物にぜひ足を運んでみてください。
まちごとホテルの取り組み
布施商店街では、泊まれる商店街として空き店舗をホテルの客室に見立てる試みを実施しています。
1.8キロにわたる商店街全体がホテルになっており、一般的なホテルの食事会場や大浴場にあたる施設は、商店街の飲食店や銭湯をそのまま活用します。
常連客ならではの商店街の楽しみ方ができるため、昭和レトロを体感したい若者を中心に人気を集めているスポットです。
過去には1泊10食付きの食い倒れプランなど、特色ある企画もおこなわれました。
まいど子どもカード
子育て支援の一環として、18歳未満の子どもがいる世帯を対象にまいど子どもカードを発行しています。
協賛店で提示すると、割引などのさまざまな特典を受けられます。
大阪府内では8,000を超える店舗が協賛しているので、子育て世帯はぜひ活用してみてください。
飲食店も充実している
東大阪市は、近畿大学などがキャンパスを構える学生の街です。
そのため、お財布にもやさしいリーズナブルな飲食店がそろっています。
まちごとホテルのような地域を盛り上げる取り組みに力を入れている商店街もあるので、食べ歩きを楽しみたい方は東大阪市へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

医療体制が整っている

子どもや高齢者のいる家庭にとって、医療体制が充実しているかどうかは住みやすさを大きく左右するポイントです。
東大阪市は、身近なクリニックはもちろんのこと高度な治療にも対応できる「市立東大阪医療センター」があります。
また、複数の専門クリニックを有する「瓜生堂クリニックビル」もあるので、持病のある方やかかりつけ医をお探しの方にもおすすめの街です。

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東大阪市の不動産売却相場

大阪市のベッドタウンである堺の不動産事情はどのようになっているのでしょうか。
不動産売却の相場とともに確認していきましょう。

●地価総平均 16万3,290円/㎡
●坪単価 53万9,803円/坪
●変動率 0.36%上昇

※上記の数字は東大阪市の公示地価と基準地価の総平均を記載しております。
※参考：//tochidai.info/osaka/higashiosaka/
大阪府全体の地価総平均（33万4889円/㎡）よりも不動産売却相場は低いのが特徴です。

マンションの不動産売却相場

間取り別に見たときの、中古マンションの不動産売却相場はそれぞれ次のとおりです。

●1R～1LDK：約1,980万円
●2K～2LDK：約1,910万円
●3K～3LDK：約1,380万円～1,949万円
●4K～4LDK以上：約2,519万円

全体では1,899万円が相場で、おおむね2,000万円前後で売却されています。
隣接する大阪市と比較した場合、2,000万円以内の物件は1DKなどの一人暮らし向けの間取りが中心です。
そして、2LDK以上のファミリー向け物件は3,000万円を超えています。
そのため、不動産売却においても東大阪市のほうが幅広い層にアプローチしやすいでしょう。

一戸建ての不動産売却相場

一戸建ての不動産売却相場は、2,580万円です。
隣接する大阪市の不動産売却相場は3,280万円なので、マンションと同様に値ごろ感のあるエリアといえるでしょう。

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まとめ

不動産売却で知っておきたい、東大阪市の概要や住環境をご紹介しました。
大阪市の各主要エリアには30分ほどでアクセスできるベッドタウンであるため、老若男女問わず暮らしやすいエリアです。
治安も良く子育てに適しているため、不動産売却の際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
家スクは相続や任意売却での不動産のトラブル解決について多くの実績があります。

〇大阪
●大阪市 ●門真市 ●摂津市 ●寝屋川市 ●大東市 ●四条畷市 ●交野市 ●枚方市 ●茨木市 ●高槻市
●島本町 ●岸和田市 ●熊取町 ●泉佐野市 ●泉南市 ●阪南市 ●岬町 ●和泉市 ●泉大津市

〇京都
●京都市 ●福知山市 ●向日市 ●長岡京市 ●八幡市 ●京田辺市 ●木津川市 ●大津市 ●草津市 ●守山市

〇兵庫
●神戸市 ●姫路市 ●尼崎市 ●明石市 ●西宮市 ●芦屋市 ●伊丹市 ●豊岡市 ●加古川市 ●宝塚市
●高砂市 ●川西市 ●小野市 ●三田市 ●丹波篠山市 ●たつの市

〇奈良
●奈良市 ●生駒市 ●大和郡山市 ●平群町 ●三郷町 ●香芝市 ●大和高田市 ●橿原市 ●御所市 ●その他エリア

〇和歌山
●和歌山市 ●岩出市 ●紀の川市 ●橋本市 ●海南市 ●有田市 ●御坊市 ●田辺市 ●その他エリア