大正区の不動産売却！アピールに役立つ住環境の魅力や地価相場などをご紹介

より好条件で不動産を売却するためには、その物件があるエリアの魅力や不動産相場を知っておくことが重要です。
相続により取得した住宅などを売却する場合、地域の特徴や魅力などを把握できていないこともあるでしょう。
そこで今回は、大正区で不動産売却をご検討中の方に向けて、大正区の概要や住環境、地価相場などをご紹介します。
適切なターゲット設定をおこない早期売却を目指すためにも、アピールポイントとなる大正区の特徴を把握しておきましょう。

大正区の不動産売却で知ったおきたい！街の概要とは？

スムーズな不動産売却を目指すには、ターゲット層を明確にすることが大切です。
物件にあったターゲットを設定できるよう、まずは街の概要からご紹介します。

大正区の概要1.位置

大正区は大阪市の西部に位置しており、三角形の形をしているのが特徴です。
区の三方を木津川・尻無川・岩崎運河に囲まれ、臨海工業地帯として発展してきました。
区の中心部には「昭和山」を中心とした千島公園があり、四季折々の自然を感じられる点が魅力です。
鶴浜沖埋立地のある西部は、ウォーターフロント地区として整備が進み、多くの住宅が立ち並んでいます。

大正区の概要2.区のなりたち

その昔、大正区は「姫島（今の三軒家地域）」と呼ばれていました。
中村勘助が島に港などの整備を行ったことがきっかけで、豊臣家より「勘助島」という名が与えられたとされています。
江戸時代になると泉尾新田や町人請負新田が開発され、明治時代以降も大阪築港計画による埋め立てなどが進められました。
埋立が完了したのは大正末期で、この頃にほぼ現在の大正区の区域が確定したと言われています。
明治時代以降は、多くの造船所や紡績工場などが建設され、阪神工業地帯の中核地域として発展しました。
そして明治30年に大阪市に編入され、西区の一部になった後、港区を経て昭和7年10月に大正区が発足しました。
大正区という区名は、区の北端にある「大正橋」にちなんでいます。

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大正区の不動産売却で知ったおきたい！街の住環境とは？

続いて、大正区の住環境をご紹介します。
ぜひ不動産売却時のアピールポイントにお役立てください。

大正区の住環境1.交通アクセス

大正区では、JR大阪環状線と大阪メトロ長堀鶴見緑地線を利用できます。
JR大阪環状線は、大阪市内の主要な場所をぐるっと円形に周っている路線です。
梅田や天王寺といった大都市や大阪城などの観光名所も通ります。
環状線の2駅先にある西九条駅を利用すれば、神戸三宮や奈良にも行けるので便利です。
大阪メトロは路線がきれいな碁盤状で、位置関係がつかみやすいため初めての方でも利用しやすいでしょう。

大正区の住環境2.買い物施設

買い物施設の有無は、快適な生活を送る上で重要なポイントです。
大正区には、生活に必要なショップが一同に揃う「千島ガーデンモール」があります。
千島ガーデンモールは、スーパーマーケットやドラッグストアなどが併設されている便利なショッピングモールです。
100円ショップやホームセンター、レストランなども揃っているため、日用品の買い物や外食で困ることはないでしょう。
そのほかにも、区内には大型家具を取り扱うIKEAやスーパーマーケットのライフ、サンディ、業務スーパーなどがあります。
また、区内ではありませんが、大正駅から歩いて川を渡った西区にある「イオン大阪ドームシティ」もおすすめです。
このように大正区には大きな商業施設はないものの、日常生活を送る上で便利な買い物施設が充実しています。
とくに家族連れはマイホーム購入時に周辺施設を気にすることが多いため、アピールポイントとして活用できるでしょう。

大正区の住環境3.子育て環境

ファミリー層をターゲットにするのであれば、子育て環境についても把握しておきたいところです。
大正区では、安心して子育てができるよう、複数の支援制度を導入しています。
たとえば、子育てに関する悩みや不安がある場合は、無料で子育てコンシェルジュに相談できます。
子育てコンシェルジュとは、保育や子育てに関する幅広い悩みに対応する相談員のことです。
そのほかにも、子育てに役立つ情報をまとめた「子育てマップ」の発行や、助産師さんによるベビーマッサージなども開催されています。
また、千鳥公園や泉尾公園、平尾公園など、自然豊かな公園が揃っている点も子育て世帯にとって嬉しいポイントです。

大正区の住環境4.リトル沖縄

大正区は歴史的に沖縄とつながりが強く、多くの沖縄県民が暮らしていることから「リトル沖縄」と呼ばれています。
街中のところどころに沖縄料理店があり、エイサー祭りなど沖縄独自のイベントが開催されることでも有名です。
とくに区の南部にある「平尾地区」には、多くの沖縄料理店や沖縄食材が買える店が集まっています。
沖縄好きの方や沖縄から移住してきた方などには、大きなアピールポイントになるでしょう。

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大正区の不動産売却で知ったおきたい！地価の相場は？

不動産の価格は、不動産会社に査定を依頼すればわかります。
しかし査定を依頼する前に、ご自身でも地価相場や坪単価などを把握しておくことをおすすめします。
おおよその相場を知っておけば、売却のタイミングや適切な売り出し価格を見極めやすくなるためです。
ここからは、大正区の地価相場について解説します。

大正区の地価相場

令和5年における大正区の地価情報は以下のとおりです。

●地価総平均 20万8,500円/㎡
●坪単価 68万9,256円/坪
●変動率 0.71%上昇

※上記の数字は大正区の公示地価と基準地価の総平均を記載しております。
※参考：//tochidai.info/osaka/osaka-taisho/
大阪環状線、長堀鶴見緑地線の駅に近いほど地価が高い傾向にあります。
もっとも地価が高い地点は「大正区三軒家東1丁目（35万5,000円/㎡）」です。
次に「大正区三軒家西1丁目（23万9,000円/㎡）」と続き、いずれも大正駅より数百mの場所に位置しています。

マンションや一戸建ての不動産売却価格の相場

大正区におけるマンション価格の相場は、専有面積が60㎡の場合で2,341万円です。
専有面積が60㎡とは、2LDKから3LDKの物件をイメージすると良いでしょう。
もちろんこれはあくまでも相場であり、築浅であればより高い価格で売却できる可能性は十分にあります。
また築年数が経過していても、リフォーム済であれば相場よりも高値で売却できるかもしれません。
一方で一戸建ての相場は、専有面積が100㎡の場合で2,505万円とマンションよりも低めです。
ただし一戸建ては個別性が高く、設備や立地、周辺環境などによって価格が大きく変動します。
より確実な売り出し価格を知るためには、不動産会社による査定が必要です。
ご自身でもある程度の相場を把握しておき、実際に売却するとなったら不動産会社に査定を依頼しましょう。

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まとめ

大阪市にある大正区は、区の三方を木津川・尻無川・岩崎運河に囲まれ、公園も多く豊かな自然を感じられるエリアです。
大きなショッピングモールはありませんが、スーパーマーケットなどの買い物施設が充実しているため、日常生活で困ることはないでしょう。
また、地価相場に関しても上昇傾向にあるので、売却には適したタイミングと言えます。
大正区で不動産売却をおこなう場合は、ぜひ今回ご紹介した街の特徴や住環境をアピールポイントとしてご活用ください。


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