淀川区の不動産売却時に知っておきたい住環境と相場についてご紹介！

不動産売却をおこなう際には、あらかじめ売却したい不動産がある街の詳細や相場を知っておくのがおすすめです。
どのくらいの価格で売却ができるのかが予想付くうえに、買い手との交渉時に不動産がある地域の情報を伝えてアピールができるため、よりスムーズに売却できるでしょう。
そこで今回は、淀川区での不動産売却を検討している方向けに、街の概要や住環境、相場についてご紹介します。

淀川区の不動産売却時に知っておきたい街の概要

淀川区は、川や自然に囲まれた街であり、新幹線や地下鉄の開通によって急激に発展してきた街です。
淀川区の街の概要について、以下にご紹介します。

人口と位置

淀川区は大阪市内の最北部に位置し、東西に流れている神崎川と淀川に挟まれている街です。
東は東淀川区、西は西淀川区、南は大阪市北区、北は豊中市・吹田市・尼崎市の3つの市が隣接しています。
淀川区の面積は12.64k㎡であり、2024年2月時点の人口は約18万6千です。
東海道新幹線の開通に伴う新大阪駅の設置と地下鉄御堂筋線の延伸や、区画整理による都市づくりによって、大きく急速に発展してきました。
主に、卸売業や飲食店などの商業活動が中心です。
そのほかにも、機械器具製造業・金属製品製造業などの工業活動も活発であるため、将来的な発展にも期待できる街であるといえます。

歴史

古代、現在の淀川区周辺は、海中にありましたが、河川が運ぶ土砂が堆積してつくられた点在する小島「難波八十島」を中心に陸地が形成されていきました。
680年頃、日本書紀によると、現在の淀川区周辺の地域には、豪族が住んでいたことが分かっています。
平安時代には、続日本書紀によると、船交通の要として栄えていたようです。
江戸時代に入ると、淀川の洪水の被害に遭いながらも、農業が盛んにおこなわれていました。
また、幕府の銭座が置かれたため伝統工芸も盛えており、高品質な銭貨の生産地としても名高い地域でした。
昭和39年、地下鉄御堂筋線と新幹線が開通し新大阪駅が開業されると、急激に都市化へと発展していきます。
さらに、地下鉄御堂筋線の延伸や万博博覧会の開催によって、多くの観光客が訪れる大阪の玄関口へと成長し、現在は副都心とも呼ばれています。
市政編入を経て、昭和49年の行政区画再編によって、淀川区が誕生しました。

▼この記事も読まれています
不動産売却で知っておきたい住吉区の住環境や価格相場とは？

淀川区の不動産売却時に知っておきたい住環境

淀川区は交通利便性に優れており、繁華街が広がるエリアと住宅街が広がるエリアなどの様々なエリアを有しています。
淀川区の住環境について、以下にご紹介します。

交通アクセス

淀川区内には、JR東海道本線や大阪メトロ御堂筋線、阪急宝塚本線などの10路線が乗り入れているため、市内や隣県への交通アクセスが抜群です。
さらに淀川区ないには11の駅があり、区内を代表する駅は以下のとおりです。

●新大阪駅（JR東海・JR西日本・大阪メトロ御堂筋線）
●十三駅（大阪メトロ谷町線・阪急電鉄）
●南方駅（大阪メトロ御堂筋線）
●神崎川駅（大阪メトロ御堂筋線）
●加島駅（JR東西線）

区内にある路線によっては、京都や神戸へのアクセスに優れています。
駅と駅との距離も近いため、自転車を利用して目的地までのアクセスに優れた駅に向かう方法もおすすめです。
大阪メトロ御堂筋線を利用すると、大阪市内の主要駅へのアクセスにも抜群です。
新大阪駅では新幹線の利用もできるため、通勤や通学だけでなく出張や旅行にも便利な街といえます。

買い物環境

淀川区は、買い物環境に恵まれているため、生活用品のお買い物に困ることは少ないでしょう。
イオンやライフ、業務スーパーなどのスーパーマーケットが区内に30店舗以上あります。
例えば神崎川駅の周辺だと、徒歩10分以内に多くのスーパーマーケットが点在しているため、お気に入りの店舗を見つけられるのがポイントです。
スーパーマーケットのほかにも、ショッピングセンターやホームセンターなどの商業施設も点在しているため、区内で普段のお買い物は完結できるでしょう。

子育て環境

淀川区は、多くの教育施設が点在しており、子育て関連施設も整っているため、子育て環境に恵まれている街です。
区内には、中学校は6校、小学校は17校、幼稚園は15箇所、保育所は47箇所あります。
多くの保育所があるため、令和4年4月時点の区内の待機児童は0人です。
したがって、淀川区は、共働きの世帯に住みやすい街といえます。
また、淀川区は独自の子育て支援がおこなわれているのが特徴です。
たとえば、認定NPO法人ノーベルと協力して訪問方病児保育を提供しています。
これはお子さんが熱や病気になったときに、自宅に訪問してケアをしてくれるサービスです。
区民の方が利用すると、利用料金がお得になるのも嬉しいポイントです。
淀川区は、子育て世帯にもおすすめの街といえます。

お出かけスポット

淀川区には、様々なお出かけに最適なスポットがあります。
まずは、川と緑に囲まれた公園「淀川河川公園」があります。
自然を感じながらウォーキングやランニングが楽しめるスポットです。
一部エリアでは、バーベキューや野球、テニスなどが楽しめます。
さらに、さまざまなイベントがおこなわれているのも嬉しいポイントです。
夏の淀川花火大会の観覧スポットとしても利用できます。
グルメやショッピングを楽しむのにおすすめのスポットは「アルデ新大阪」です。
新大阪駅の駅構内にあるショッピングモールです。
仕事や旅行に便利なグッズが手に入る店舗が多く入っています。
また、大阪グルメも楽しめる施設です。
このように淀川区は、遊びやお買い物が楽しめるスポットが充実している街といえます。

▼この記事も読まれています
不動産売却で知っておきたい堺市の住環境や価格相場とは？

淀川区の不動産売却時に知っておきたい相場

不動産売却時には、売却したい不動産がどのくらいの価格で売却できるのかを理解しておくのがおすすめです。
淀川区の不動産売却の相場について、以下にご紹介します。

地価相場

淀川区の2023年の地価相場は、以下のとおりです。

●地価総平均 62万9,333円/㎡　
●坪単価 208万0440円/坪
●変動率 4.95%上昇

※上記の数字は淀川区の公示地価と基準地価の総平均を記載しております。
※参考：//tochidai.info/osaka/osaka-yodogawa/
淀川区の地価相場の過去10年間の動向を見ると、上昇し続けているのが分かります。
淀川区は資産性が高く、不動産売却をおこなう最適なタイミングであるといえます。

中古マンションの売却相場

淀川区の中古マンションの売却相場は、専有面積が50.0㎡の物件だと3,241万円です。
過去10年間では、59.3%の上昇率です。
淀川区の中古マンションは資産性が高く、不動産売却に適しているタイミングであるといえます。

中古一戸建ての売却相場

淀川区の中古一戸建ての売却相場は、専有面積が105.0㎡の物件だと3,503万円です。
過去10年間では、8.5%の上昇率です。
淀川区の中古一戸建てにおいても資産性が高く、不動産売却に適しているタイミングであるといえます。

▼この記事も読まれています
大和高田市における不動産売却で知っておきたいポイントとは？

まとめ

淀川区には、乗り入れている路線や駅が多く、大阪市内や周辺地域への交通アクセスに優れている街です。
商業施設や自然にも恵まれており、子育て支援も整っている環境であるため、一人暮らしから子育て世帯の幅広い層におすすめです。
売却したい不動産の情報を得ておき、売却時にアピールして不動産売却を成功させましょう。

家スクは相続や任意売却での不動産のトラブル解決について多くの実績があります
〇大阪
●大阪市 ●門真市 ●摂津市 ●寝屋川市 ●大東市 ●四条畷市 ●交野市 ●枚方市 ●茨木市 ●高槻市
●島本町 ●岸和田市 ●熊取町 ●泉佐野市 ●泉南市 ●阪南市 ●岬町 ●和泉市 ●泉大津市

〇京都
●京都市 ●福知山市 ●向日市 ●長岡京市 ●八幡市 ●京田辺市 ●木津川市 ●大津市 ●草津市 ●守山市

〇兵庫
●神戸市 ●姫路市 ●尼崎市 ●明石市 ●西宮市 ●芦屋市 ●伊丹市 ●豊岡市 ●加古川市 ●宝塚市
●高砂市 ●川西市 ●小野市 ●三田市 ●丹波篠山市 ●たつの市

〇奈良
●奈良市 ●生駒市 ●大和郡山市 ●平群町 ●三郷町 ●香芝市 ●大和高田市
●橿原市 ●御所市 ●その他エリア

〇和歌山
●和歌山市 ●岩出市 ●紀の川市 ●橋本市 ●海南市 ●有田市 ●御坊市
●田辺市 ●その他エリア