大阪市西区の不動産売却前に知っておきたい！住環境と売却相場について

大阪市西区の不動産の価格相場が上昇していることをご存じですか。
不動産売却を検討する際には、地域の魅力や住環境、そして不動産相場などをしっかりと理解する必要があります。
今回の記事では、大阪市西区の概要や住環境をはじめ、土地・中古マンション・中古一戸建ての売却相場について解説していきます。
大阪市西区の不動産売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

不動産売却前に知っておきたい！大阪市西区の概要や特徴について

大阪市のほぼ中央に位置する大阪市西区は、大阪都心6区の一角を成しています。
東側は商業地域、西側は物流関連の事業所が多く点在している地域です。
その住みやすさから高層住宅地として再開発が進んでおり、人口も増加しています。
ここからは、大阪市西区の位置や人口、歴史や産業などの概要について解説します。

位置と特徴

大阪市西区は、大阪市のほぼ中央に位置し、地形は全体的に平坦です。
区の中央を流れる木津川を境に、東側は主に事務所ビルや店舗が集まる商業地域です。
とくに堀江地域は、近年注目を集め、都会的で個性的な店舗が続々とオープンしています。
従来の家具店と若者向けのショップなどが共存し、おしゃれな街として人気を集めています。
一方で、西側には鉄工や物流関連の事業所が多く点在し、九条商店街も有名です。

人口

大阪市西区は、住環境の良さや交通アクセスの利便性が高く評価されています。
集合住宅が立ち並ぶ高層住宅地として再開発が進んでおり、近年マンションの建設が相次ぎ、人口が増加しています。
現在（令和5年9月30日時点）の人口は10万7850人で、世帯数は6万7225世帯です。
人口に占める高齢者の割合が大阪市内でもっとも低いのが特徴で、今後も人口が増えることが見込まれています。

歴史と文化

大阪市西区の歴史は古く、市制施行時から唯一統廃合せずに残されている、大阪市でもっとも古い区です。
明治時代にはすでに市街地の一部として成立していました。
明治時代には大阪市の区域拡大がおこなわれ、西区もその一部となりました。
その後、近代産業の発展とともに人口が急増し、市街地の整備が進められています。
戦後の復興期には市街地の再建が優先され、道路や公園、下水道などの整備がおこなわれています。
さらに、自動車交通の発展に伴い、堀川の埋め立てや市電の廃止がおこなわれ、地下鉄路線の整備が進められました。

産業と経済

大阪市西区は多くの事業所が集積するエリアで、大阪市全体の中でも中央区、北区、淀川区に次ぐ事業所数と従業者数を誇っています。
主な産業は卸売業、小売業、宿泊業、飲食サービス業、学術研究、専門・技術サービス業などで、とくに卸売業や小売業が多くを占めています。
近年、医療や福祉、製造業の分野で、事業者や従業者が増加傾向です。

▼この記事も読まれています
不動産売却で知っておきたい住吉区の住環境や価格相場とは？

不動産売却前に知っておきたい！大阪市西区の住環境

大阪市西区は、大阪の中心部に近く、商業施設や公共施設が充実しており、交通アクセスも良好なため、暮らしやすい環境が整っています。
人口も増加しているため、不動産売却を検討する方にとっても魅力的な地域です。
ここからは、大阪市西区の魅力や住環境について解説していきます。

交通アクセス

大阪市西区は、交通アクセスの利便性が高いエリアです。
阪神なんば線、大阪メトロ四つ橋線・中央線・千日前線・長堀鶴見緑地線の5つの路線が通り、8つの駅があります。
土佐堀川周辺や堀江に近い「西長堀駅」からは、心斎橋やなんばへのアクセスがしやすく、大阪の中心部への移動もスムーズです。
またバスは、ルートが細かく設定されており、梅田・なんば行はもちろんのこと、路線によっては海遊館やイケア鶴浜などのお出かけスポットまでも、バス1本で行けます。
くわえて、大阪市西区内のあちこちに高速道路への乗り口があるので、自動車も利用でき、近隣の府県へのアクセスで不便さを感じることはないでしょう。
大阪市西区は地下鉄やバス、自動車など、さまざまな交通手段が利用できるため、生活に必要な外出や移動がしやすい環境です。

買い物環境

大阪市西区では、スーパーマーケットやショッピングモールが充実しており、日常のお買い物には困りません。
洋服や雑貨などのショッピングも楽しめるエリアであり、堀江エリアや「キララ九条商店街」、「イオンモール大阪ドームシティ」など、さまざまな買い物スポットがあります。
地元の特産品を扱うお店も多く、地域の文化や特色を感じながら買い物ができます。

治安

大阪市西区は、大阪市全体の平均よりは、治安の良い地域として知られています。
大阪府警察が発表している犯罪統計によると、2021年の大阪市の刑法犯発生件数は30,764件で、うち西区は1,047件でした。
人口1万人あたりの犯罪件数で見ると、大阪市全体では約111.8件、西区は97.9件で、市全体の平均より低いです。
また、オフィス街や住宅街ではとくに安全な環境が整っており、街灯も多く夜間でも安心して過ごせます。

名物

大阪市西区には、地域独自の名物があります。
たとえば、「粟おこし」や「欄間」などの伝統的な商品や、大阪独特の野菜である大阪黒菜をはじめとした「なにわの伝統野菜」などです。
これらの名物は、大阪市西区の歴史や文化を感じられるだけでなく、観光客にもお土産として人気があります。
地元の名物品を楽しむことで、大阪市西区の魅力をさらに深く知ることができるでしょう。

▼この記事も読まれています
不動産売却で知っておきたい堺市の住環境や価格相場とは？

不動産売却前に知っておきたい！大阪市西区の不動産売却相場

不動産売却をお考えの方にとって、その地域の不動産相場を知ることは非常に重要です。
ここでは、大阪市西区の過去の価格推移と今後の価格予測について、詳しく見ていきましょう。
大阪市西区の不動産売却を検討しているなら、ぜひ参考にしてください。

地価相場

●2020年の地価相場：3,948万円（145万円/坪、10年前比+42.2%）
●2030年の予想地価相場：2,688万円（98.7万円/坪、10年後予想-31.9%）

大阪府大阪市西区の土地価格は、過去10年で+42.2%となっており、資産性が高いエリアと言えるでしょう。
しかし、2030年までに、2020年の価格から-31.9%の下落が見込まれているため、土地の売却は早めに検討することをおすすめします。

中古マンション相場

●2020年の中古マンション相場：4,813万円（289万円/坪、10年前比+83.9%）
●2030年の予想中古マンション相場：5,403万円（324.8万円/坪、10年後予想+12.3%）

大阪府大阪市西区の中古マンション価格は、過去10年で+83.9%となっており、資産性が高いエリアと言えるでしょう。
2030年までに、2020年の価格から+12.3%の上昇が見込まれているため、中古マンションの売却をするのに有望なエリアです。

中古一戸建て相場

●2020年の中古一戸建て相場：13,387万円（138万円/坪、10年前比+46.9%）
●2030年の予想中古一戸建て相場：15,681万円（162.0万円/坪、10年後予想+17.1%）

大阪府大阪市西区の中古一戸建て価格は、過去10年で+46.9%となっており、資産性が高いエリアと言えるでしょう。
2030年までに、2020年の価格から+17.1%の上昇が見込まれているため、中古一戸建ての売却をするのに有望なエリアです。

▼この記事も読まれています
大和高田市における不動産売却で知っておきたいポイントとは？

まとめ

大阪のほぼ中央に位置する大阪市西区は、住環境の良さから人気があります。
商業地域や高層住宅地として再開発が進み、人口も増加しているので、不動産売却を検討する方にとって魅力的な地域です。
交通手段も豊富であり、生活に必要な外出や移動がしやすい環境が整っています。
また、不動産の売却相場は過去10年で上昇傾向にあり、資産性の高いエリアとして注目されています。

家スクは相続や任意売却での不動産のトラブル解決について多くの実績があります。
〇大阪
●大阪市 ●門真市 ●摂津市 ●寝屋川市 ●大東市 ●四条畷市 ●交野市 ●枚方市 ●茨木市 ●高槻市
●島本町 ●岸和田市 ●熊取町 ●泉佐野市 ●泉南市 ●阪南市 ●岬町 ●和泉市 ●泉大津市

〇京都
●京都市 ●福知山市 ●向日市 ●長岡京市 ●八幡市 ●京田辺市 ●木津川市 ●大津市 ●草津市 ●守山市

〇兵庫
●神戸市 ●姫路市 ●尼崎市 ●明石市 ●西宮市 ●芦屋市 ●伊丹市 ●豊岡市 ●加古川市 ●宝塚市
●高砂市 ●川西市 ●小野市 ●三田市 ●丹波篠山市 ●たつの市

〇奈良
●奈良市 ●生駒市 ●大和郡山市 ●平群町 ●三郷町 ●香芝市 ●大和高田市
●橿原市 ●御所市 ●その他エリア

〇和歌山
●和歌山市 ●岩出市 ●紀の川市 ●橋本市 ●海南市 ●有田市 ●御坊市
●田辺市 ●その他エリア