大阪府茨木市は不動産売却がしやすい街！住環境や価格相場について解説

不動産を購入する方の多くは、間取りや広さ、築年数といった物件の情報にくわえ、その街の雰囲気や生活の利便性も購入のポイントとして重視します。
つまり、不動産売却時には、住環境や生みやすさをアピールすることで、売却成功となる可能性がアップするかもしれないのです。
そこで今回は、大阪府茨木市の概要や特徴、住環境、売却相場について解説します。
大阪府茨木市で不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

不動産売却をおこなう際に知っておきたい大阪府茨木市の概要

まずは、大阪府茨木市がどのような街なのか、概要や特徴をご紹介します。

大阪府茨木市の概要

大阪府の北部、大阪府と京都府の中間に位置する茨木市は、北大阪の交通の要として、また大阪市や京都市のベッドタウンとして発展している街です。
市の南部は住宅地が広がっており、商業施設やビルなども多いですが、市の北部は山や田園地帯が広がるのどかな環境が残っています。
河川や、きれいに整備された公園、市営のバラ園もあり、都市部と自然がバランス良く調和した街です。
茨木市の人口は約28万5,700人で、わずかな増減はありますが、2年前と比較して約1,600人増加しています。

大阪府茨木市の歴史

市の南部からは、弥生時代の遺跡が発掘されており、古墳群地帯としても知られています。
室町時代には、市名の由来となる「茨木城」が築かれ、城下町として栄えました。
江戸時代には、大阪と京都、丹波を結ぶ交通の要として発展し、明治時代におこなわれた廃藩置県により、大阪府の管轄となったのです。
大阪府茨木市には、歴史を感じさせる建造物や文化材が多く残っています。
たとえば、茨木神社の東門は、茨木城の搦手門を移転した遺構で、その豪壮なたたずまいから、当時の繁栄を知ることができます。
また、茨木城の本丸があったとされる場所に建つ小学校の正門は、原寸大で復元した茨木城の櫓門です。

大阪府茨木市の産業

昭和20年代の茨木市の財政は困窮しており、財政再建団体の指定を受ける事態になっていました。
そこで、財政再建の打開策として、工場誘致を積極的におこなった結果、昭和30年代には大規模な工場が何社も操業するようになり、現在は安定した税収と雇用の場を確保しています。
雇用の場があることが、人口の増加にも繋がっていると考えられます。

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不動産売却をおこなう際に知っておきたい大阪府茨木市の住環境

大阪府茨木市の概要について前章で解説しましたが、住環境はどうなのでしょうか。
物件の購入検討者にアピールできるよう、茨木市の住環境について確認しておきましょう。
大阪府茨木市の住環境として、交通アクセス、買い物のしやすさ、治安、子育て環境に注目して解説します。

交通アクセス

茨木市は、大阪、京都、神戸方面への交通アクセスが便利な立地です。
茨木市には、JR東海道本線、阪急京都線、大阪モノレールの3つの路線が走っており、JR茨木駅には快速、阪急茨木市駅には特急が停まります。
JR東海道本線では、茨木駅から大阪駅まで快速で約14分、京都駅まで高槻駅で新快速に乗り換えて約22分、三ノ宮駅までは快速で約40分です。
阪急京都線を利用すると、茨木市駅から梅田駅まで特急で約17分、河原町駅までは約26分で到着します。
大阪空港へは、大阪モノレールで南茨木駅から約24分と、飛行機を利用する際もアクセスしやすい立地です。
また、関西国際空港行きのリムジンバスも出ています。
市内を走るバスの路線も豊富なので、どこに行くにも交通手段に困ることはありません。
さらに、名神高速道路の茨木インターチェンジがあり、京都南インターチェンジ、西宮インターチェンジのどちらへ行くにも所要時間約18分と、車で出かける際も便利です。

買い物のしやすさ

茨木市は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ホームセンターなどが点在しており、日々の買い物に便利な街です。
大型のショッピングモールもあり、食品だけでなく、家具や日用品、洋服、雑貨など、必要なものはほとんど揃います。
ショッピングモールのなかに映画館やゲームセンターもあるため、週末は家族連れでにぎわっています。
阪急茨木市駅西口から茨木神社までのあいだには、昔ながらの商店街があり、野菜や生鮮食品が安いと人気ですよ。
また、茨木市の名産品を使ったお土産も豊富で、赤紫蘇ジュースやピクルス、焼プリンなどが市内で購入できます。
どれも、ヘルシー志向の方へのお土産におすすめです。

治安

茨木市は、大きな事件もあまりなく、治安が良いことで知られています。
夜遅くまで人が集まるような繁華街はなく、駅から少し離れると落ち着いた住宅街で、静かな雰囲気です。
大阪市や京都市のベッドタウンであることから、ファミリー層が多く住んでおり、防犯意識が高いことも治安の良さに繋がっているのかもしれません。
また、定期的に警察官が巡回しており、通学時間はボランティアの方が見守りをおこなっているので安心です。

子育て環境

茨木市は、令和4年の待機児童数が0人と、小さな子どもがいる方も生活しやすい環境です。
小学校から大学まで、学校が多くあるため、進学先の選択肢が豊富にありまます。
また、学習塾やサッカースクールなども多く、子どもが習い事をする際にも便利です。
このように、大阪府茨木市は、若い方から年配の方まで、あらゆる年代の方が生活しやすい住環境です。
子育て環境も整っているため、ファミリー層にもおすすめできる街ですよ。

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大阪府茨木市で不動産売却をおこなう際の価格相場

不動産売却をおこなうにあたって、所有する不動産がどれくらいの価格で売れるのかも気になるところですよね。
そこで最後に、大阪府茨木市の不動産の売却相場について解説します。

大阪府茨木市の地価動向

大阪府茨木市の2023年度の地価は、以下のとおりです。

●地価総平均 21万3,161円/㎡
●坪単価 70万4,664円/坪
●変動率 1.74%上昇

※上記の数字は大阪府茨木市の公示地価と基準地価の総平均を記載しております。
参考：//tochidai.info/osaka/ibaraki/
大阪府茨木市の地価は、各鉄道路線の駅に近いほど高い傾向にあります。
駅別の地価平均のランキングは、1位は茨木市駅で25万1,950円/㎡、2位は茨木駅で23万7,357円/㎡、3位は千里丘駅で22万6,333円/㎡と続きます。
大阪府茨木市全体の地価総平均は、10年連続で上昇しており、人口も増え続けていることから、この先も上昇傾向が続く予想です。

大阪府茨木市のマンションの売却相場

大阪府茨木市のマンションの売却相場は、約52.3万円/㎡です。
専有面積が70㎡（茨城市の平均）の場合、約3,655万円が目安となります。
茨木市では、マンションの相場の上昇が続いており、資産性の高いエリアだといえます。

大阪府茨木市の一戸建ての売却相場

大阪府茨木市の中古一戸建ての売却相場は、約33.3万円/㎡です。
専有面積が105㎡（茨城市の平均）の場合、約3,332万円が目安です。
中古一戸建てについては、相場が下降傾向にあります。
ただし一戸建ての場合、土地面積や建物の延べ床面積、築年数、駅からの距離などによって価格に大きな差が生じます。
売却する際には不動産会社に査定を依頼し、適切な販売価格を設定することが大切です。

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まとめ

大阪府茨木市は、大阪府と京都府のベッドタウンであることから、人口が増加傾向にあり、不動産のニーズも高いエリアだといえます。
また、大阪、京都、神戸と、関西のどの方面に行くにも交通アクセスが良く、買い物できる施設が豊富なため、どの年代の方も住みやすさを感じられる街です。
マンションの売却相場は上昇していますが、一戸建ては下降傾向にあるため、今より価格が下がる前に、売却を検討することをおすすめします。

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